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2021年Googleアルゴリズム更新履歴

2021年コアアルゴリズム更新リスト

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2021年4月8日 product reviews update プロダクト レビュー アップデート

目次

商品レビューに関するアルゴリズム改善。日本は未実装。独自の見解や分析のコメントも必要。メーカーの説明文をそのまま使っているようなコンテンツを下げる目的。
https://developers.google.com/search/blog/2021/04/product-reviews-update

以下の観点でコンテンツを見直す。

・必要に応じて、商品に関する専門知識を伝えているか。
・メーカーが提供する情報以外の独自のコンテンツで、商品の見た目や使い方を紹介しているか。
・商品に求められる各種の性能がどの程度達成されているかについて、定量的測定を提供しているか。
・競合商品との差別化要因について説明しているか。
・比較対象となる商品を示しているか。または、特定の用途や状況にどの商品が最適か説明しているか。
・調査に基づいて、特定の商品のメリットやデメリットについて述べているか。
・以前のモデルやリリースから商品がどのように改善され、問題点が解消されたかなど、
ユーザーの購入決定に役立つ情報を提供しているか。
・商品が属するカテゴリの主な意思決定要因と、その分野での当該商品の性能を明らかにしているか。
たとえば、自動車のレビューでは、燃費、安全性、運転のしやすさが主な意思決定要因であると判断し、
そうした分野での性能を評価します。
・メーカーからの情報以外に、商品の設計と、それがユーザーに与える影響に基づいて、
重要な選択肢を示しているか。

2021年6月1日 コア ウェブ バイタルのLCPとCLSのロジック変更

LCP

変更前:ページから要素削除されるとその要素は有効なLCP候補とは見なされなくなり、候補が削除されるとすぐに新しいLCPを探す仕様。カルーセルを使っていると場合によっては読み込みが複数回発生していたため、遅くなるケースもあった。

変更後:最初のLCPがページから消えてもLCP候補のままとなった。それよりも大きなサイズが見つかったときだけ、LCPの候補が変わる仕様になった。
https://chromium.googlesource.com/chromium/src/+/refs/
heads/main/docs/speed/metrics_changelog/2020_11_lcp_2.md

CLS

セッションウィンドウごとに1秒の間隔をあけ、最長5秒で測定されるように。
セッションウィンドウごとのブレを少なくするための対応。
https://web.dev/evolving-cls/

2021年6月3日 June 2021 Core Update

2021年一発目のコアアルゴリズム更新。すべて実装が間に合わず、7月と2回わけて行う。場合によっては順位の逆転が起こることも明記している。

2021年6月16日 ページ エクスペリエンス アップデート

Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)を、検索のランキング要因に加えるアップデート。ゆっくりと展開し、2021年8月の終わりまでには完了する予定。


ほぼ順位に影響がないと思われる。検索の関係性が同一だった場合に優劣を決める程度。

2021年6月22日 モバイル検索のトップストーリー枠、非AMPページも掲載開始

6月22日 モバイル検索のトップストーリー枠、非AMPページも掲載開始。

これまではAMP化された記事限定でしたが、非AMPの記事も対象に。

掲載条件は Google ニュースのコンテンツでポリシーに準拠していること。

2021年6月24日 スパム対策アップデート 第1弾


スパムサイトを無効化するアルゴリズムをアップデート。1日で展開は完了予定。日常的なアルゴリズム更新の一つとのこと。次週も行う予定。
※わざわざ発表したのは牽制のためか。

2021年6月29日 スパム対策アップデート 第2弾

展開は前回同様1日で完了。グローバルで適用され、ウェブ検索&画像検索が対象。

2021年6月30日 MUMが新型コロナワクチンのワードで適応開始

最新技術 MUM で新型コロナワクチンに関する検索の精度を向上
https://japan.googleblog.com/2021/06/MUM-vaccineinfo.html

MUM(Multitask Unified Mode)とは、答えを探すのに複数回検索する必要があった、疑問に対して、いろいろな角度から回答してくれる検索アルゴリズム。
通常であれば複数回の検索が必要になるであろう複雑な質問に対し、様々な角度からアンサーを返してくれる検索アルゴリズムです。

例えば「以前、アダムズ山に登山したことがあって、次の秋に富士山に登山したいと考えているんだけど、何を準備するべきか教えて?」
といったクエリを一度に求める回答を用意することができるそう。
これまでであれば標高、秋の気温、難易度など複数回調べて比較していく必要があったのが、MUMが解決してくれるようになります。

MUMの特徴

・言語間の壁がない
・タイプ間の壁がない(WEBサイト、画像検索)
・BERTの千倍の処理能力

2021年7月1日(日本は7月12日)リダイレクトと Google 検索のドキュメントを更新

https://developers.google.com/search/docs/advanced/crawling/301-redirects?hl=ja
301転送以外のやり方がいろいろ記載されておりますが、meta Refresh=0で、痛い目をみた私としては、
絶対に301転送をすることをおすすめします。認識はしますが、評価を引き継ぐのにかなり時間がかかります。
2013年当時のはなしなので、多少は変わっている可能性がありますがwww

2021年7月2日  July 2021 Core Update

宣言どおり、アルゴリズム更新が行われてました。

7月26日リンクスパムアップデートを実施

https://developers.google.com/search/blog/2021/07/link-tagging-and-link-spam-update

今回のアルゴリズム更新は、今後 2 週間にかけて展開され、リンクスパムを複数の言語でより広範囲かつ効果的に発見して無効化できるようになります。リンクスパムに関与しているサイトは、リンクが Google のアルゴリズムによって再評価されるため、Google 検索の結果に変化が現れます。

8月18日 titleタグ書き換えのアルゴリズムを調整

前からあったアルゴリズムですが、大幅に調整があり、意図しないtitleが多発。多くのSEO担当者からクレームが発生する自体に。h1やアンカーリンクなどからより取得する傾向が見られます。特にキーワードを盛り込みすぎている長いtitleが長いサイトは変更の対象になることもしばしば。

8月26日にさらに調整

あまりにtitle変更に関する厳しい意見が多かったのか、さらに調整。解説ブログも発表されています。
https://developers.google.com/search/blog/2021/08/update-to-generating-page-titles

9月17日 再調整

フォードバックを基に再調整。タイトル要素の使用割合が以前の約 80% に対して 87% になりました。
https://developers.google.com/search/blog/2021/09/more-info-about-titles

8月23日 検索の仕組みのリニューアル

https://blog.google/products/search/helping-people-and-businesses-learn-how-search-works/
アルゴリズムの改修、2020年だけでも4,500、、、相変わらずのすごい変更数。

検索の仕組みはこちらからどうぞ。
https://www.google.com/search/howsearchworks/?hl=en

9月3日 ページ エクスペリエンス アップデートの展開完了

ページ エクスペリエンス アップデートが展開が完了しました。
Core Web Vitalsがランキング要因に。

・Largest Contentful Paint (LCP)
・First Input Delay (FID)
・Cumulative Layout Shift (CLS)
がランキング要因となりました。ですが、Googleはコンテンツマッチを優先しているため、
大きな変動はありません。

9月28日 Google 検索で e コマースサイトを見つけやすくするためのおすすめの方法が公開

個人的にはURL構造の話やクロール制御が再認識できてよかった。大規模サイトの運営者はぜひご一読ください。
https://developers.google.com/search/docs/advanced/ecommerce/overview

10月14日 モバイル検索に連続スクロールを導入(米国のみ)

「もっと見る」ボタンが廃止され、連続したスクロールができるように変更。ただし、連続スクロールは4ページ目まで。
https://blog.google/products/search/continuous-scrolling-mobile/

10月19日 検索品質評価ガイドラインが更新

ジェニファー・スレッグが更新箇所を解説してくれています。
http://www.thesempost.com/google-quality-rater-guidelines-low-quality-2021/

気になる箇所抜粋
https://yutasuzuki.com/20211019hinsitugaidorain/

2021年11月17日 ページスピードインサイトのリニューアル

フィールドデータとラボデータを明確に分離して評価。名称も変更
フィールドデータ→「実際のユーザーの環境で評価する」
ラボデータ→パフォーマンスの問題を診断する

URLも変更
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/

https://pagespeed.web.dev/

2021年11月17日 November 2021 Core Updateの実施

11月17日から開始し、12月1日にロールアウトが完了した。

11月30日 November 2021 Local Search Updateの実施

ローカル検索の発表するのは珍しいですね。

2021年12月2日 December 2021 Product Reviews Updateの実施

商品レビューに関するアップデート
https://developers.google.com/search/docs/advanced/ecommerce/write-high-quality-product-reviews
日本はまだ適応されていません。

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