「SEOなんて大嫌いだ!」といわれないために、日々努力するサイト

スマホページのミラーページ対策

去年の末ぐらいからスマホの検索結果に、スマホのURLを認識するようになったのは、みなさんご存知でしょうか?

検索結果に表示されるURLはPCのものですが、リンク先はスマホのURLになっているパターンです。ちなみに以下は価格.comさんの事例。

スマホURLインデックス事例

スマホURLインデックス事例

これはサーバーやJavaScriptなどで、ユーザーエージェントを判別した転送設定を行っていると勝手にインデックスするようです。基本的にユ―ザーのために行っているので、問題はありません。

ですが、この事例で困るのが、SPページでABテストを行っている場合。ツールによっては、サーバー側で302転送の設定ではなく、JavaScriptで行っていた場合、Googleが誤って、ABテストの転送後のURLをインデックスしてしまう場合が私のクライアントでも発生しました。

 

通常、PCでミラーページが発生した場合、Canonicalタグを入れてください、と指示をするのですが、さすがにSPページのCanonicalタグはPCのURLで実装しているため、スマホのURLを正しく認識させるにはどうすればいんだー、と嘆きました(笑)

答えはアノテーションをきちんとPC側にも埋め込むことで、スマホの正しいURLを読み込むようになりました。

 

アノテーションの正しい設定の仕方

例: PCURL:http://www.example.com/

SPURL:http://www.example.com/sp/

それぞれ各ページが対となるように記述してください。

 

■PC側のページの設定

⇒Canonicalタグとアノテーションを<head>内に埋め込む

 

<link rel=”canonicalhref=”http://www.example.com/“>

<link href=“http://www.example.com/sp/rel=”alternatetype=”text/htmlmedia=”only screen and (max-width: 640px)“>

SPクローラーがPC側にきても、正しいURLを認識することができます。

 

■SP側のページ設定

<link rel=”canonical” href=”http://www.example.com/”>

上記のタグでPCの類似ページであり、PCサイト側に影響がなくなります。

アノテーション設定

相互に設定することでGoogleが適切にURLを判別できるようになり、スマホのミラーページを読み込まなくなりました。

また、それだけでなく、SPのURLでもきちんと検索結果に表示するようになったのです。

価格.com事例

※価格.comの事例。 クライアントではありませんが、同じ状況がおこっていたので、キャプチャいたします。

スマートフォンのミラーページが読み込んでお困りの方、ぜひ試してみてください。

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)