フレッドアップデートとは
2017年3月9日 アルゴリズム更新がありました。
■発生時期 3/9~3/13 ※日本時間
フレッドアップデートの名前はの由来は、検索順位関連の公式発表を担当しているGary Illyes氏がTwitterで冗談まじりでアルゴリズムの名前をつけました。
Gary Illyes氏はいま、長期休暇中で、南国にダイビング旅行している最中で、見つけた魚すべてに「Fred」と名前をつけて、楽しんでいることから、今回のアルゴリズムもフレッドでいんじゃない?と命名したようです。
@avinash4dvg @methode @semrush Yes, we make changes almost every day.
— John ☆.o(≧▽≦)o.☆ (@JohnMu) 2017年3月9日
@rustybrick @i_praveensharma @JohnMu sure! From now on every update, unless otherwise stated, shall be called Fred
— Gary Illyes ᕕ( ᐛ )ᕗ (@methode) 2017年3月9日
Googleからすると毎日にアルゴリズム更新を行っているので、パンダやペンギンと違いテクニカルな技術ではなく、身近なアルゴリズム更新という意味で「Fred」と命名したのでしょう。
【参考】
https://www.seroundtable.com/google-fred-algorithm-update-23529.html
フレッドアップデートで下降したサイトの特徴
以下の2つに該当するようなサイトが下降している傾向にありました。今回の目的は広告に関わる品質が低いサイトを対象としています。
1,ブログやニュースなどのフォーマット(Knowクエリ系)が対象
⇒基本的に広告収益で運営しているサイトが対象です。
2,メインコンテンツの文中にAdSenseや純広告などのバナー広告が掲載されているサイトが対象
⇒本文を阻害するような広告はユーザーにとって品質の低いサイトとしてGoogleは判断したようです。
事例1
キーワード:新車
対象サイト:Response
変動順位:6位→21位
http://response.jp/article/2017/03/14/292088.html
文中に広告が記載されており、誤クリックが発生してしまいそうな作りになっております。
事例2
キーワード:analytics スプレッドシート
対象サイト:いつも隣にITのお仕事
変動順位:3位→10位
http://tonari-it.com/google-analytics-spreadsheet/
こちらもResponse同様、文中に広告掲載がされています。また、広告表示に読み込みが遅くページ表示するまでに時間がかかっている状況です。
海外での事例
【参考】
https://www.seroundtable.com/google-fred-update-ad-heavy-low-value-23538.html
Barry Schwartz氏は上記のような事例を紹介しております。最大でSEO経由のトラフィックが50%も減少しているとのこと。事例1,2であげたような広告が文中に出てくるサイトばかり、事例として紹介されていますので、
ぜひ、チェックしてみてください。
フレッドアップデートの対策方法
フレッドアップデートで順位が下降してしまった、トラフィックが下がってしまったサイトはぜひ、広告位置の見直しを行ってください。
CTRを上げるためだけに、ユーザーに読みづらいフォーマットにしていませんか? また、広告タグを貼り付けてしまっていることはありませんか?
訪れたサイトのユーザーが自分のサイトを見てどう思うのか? 広告ウザ!ってならないようにするのがよいかと思います。