こうやって一枚にまとめてみると昔はイタチごっこだったのがパンダ・ペンギンが入ってきて、
ややブラックハットが落ち着いたように見えますね。
1990年代
meta keywodsにキーワードを盛り込むだけで順位が上がっていた時代。それがSEO会社によって行われた過剰盛込み施策がGoogleに発覚し、titleやページ量という概念ができはじめた。
2000年初頭
<b>タグ<Strog>タグなどが重要視されていましたが、これも過剰盛込みにより、ペナルティ対象となります。未だに書籍によっては、<b>タグ<Strog>タグなどが効果があると書かれていますけど、今日ではほぼ無意味ですね。
YST時代 2004年5月31日~2010年
YSTがスタートした日。2004年までには被リンクの概念は固まっていました。5年間しか稼働してないんですね。このころは、人工的な被リンクだけで上がっていた時代。内部施策まで見れる会社は、ほんの数社だったんじゃないでしょうか? 内部施策もページ量、title、description、クロスリンク、ディレクトリ構造ぐらいです。コンテンツの内容もキーワードを埋め込むだけでよかったので、比較的ラクでした。キーワード比率といった単語が未だに使われるのは、このあたりの知識が根付いてしまっているためだと思います。
SEO業者大淘汰時代 2011年~
2011年のパンダアップデート導入前後から、徐々に各社にGoogleの被リンクアラートメールが届き始めた記憶があります。そして2012年のペンギン導入が開始されると人工的な被リンクは完全に淘汰され、SEO会社が次々と閉鎖する状態となりました。外部だけでなく内部施策をきちんと施策しないと順位が上がらない時代となりました。言語解析能力も非常に高まり、共起語や類義語の概念が発達し、キーワードに関連するコンテンツをきちんと考えなくてはならなくなりました。
総括
今回は、トップヘビー・アルゴリズム、ペイデイローン・アップデートなど細かいアルゴリズムは、除外しました。順位変動に大きく影響を与えたものだけをピックアップいたしました。
振り返ってみるとGoogleは基本的にユーザーのためになるサイトを表示するよう常に改修を行っています。SEO対策のためだけなくて、それは本当にユーザーのために必要か、という観点さへなくなれば、
今後もペナルティを受けることはないでしょう!