RankBrain(ランクブレイン)と呼ばれる、新しいアルゴリズムを
Googleが数ヶ月前から導入されていることがわかりました。
Googleのシニア・サーチ・サイエンティストのグレッグ・コラード氏が、
インタビューのなかで明らかにしています。
英語はそこまで得意ではないので、翻訳ツールとかも参考にしながら、
まとめております。
【参考】 ■bloomberg http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-10-26/google-turning-its-lucrative-web-search-over-to-ai-machines ■SEARCH ENGINE Land http://searchengineland.com/meet-rankbrain-google-search-results-234386 ■MailOnline http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3290075/Google-uses-artificial-intelligence-handle-searches-RankBrain-makes-educated-guesses-new-queries.html
RankBrainとは
RankBrainとはユーザーの検索クエリをより的確に解釈するための、AI(人口知能)型のアルゴリズムです。
コラード氏によると「検索クエリに対する結果に関連する、三番目に重要なアルゴリズムになった」
とのこと。
【RankBrain(ランクブレイン)をまとめ】
- AIをベースに学習して改善される。
- すでに世界中で展開されている。(つまり日本も)
- 優れたクエリ解釈機能で、初めて出会ったクエリでも意味を推測する。
- 15%の未知のクエリを処理している。
- 日本で起きている順位変動とは関係ない
優れたクエリ解釈
たとえ、全ての会話が聞き取れなくても話の流れから、その聞き取れなかった
単語が何か判別できるように、RankBrainも曖昧な言葉や口語も的確に理解していきます。
これが初めて出会った単語でも、変わりはありません。
僕らが読めない漢字を前後の文章から判断するようなものですね。
ここからは私の推測ですが、造語や略語などもこれに当たるでしょう。
例えば、
■略称
ドラクエ → ドラゴンクエスト
FF → ファイナルファンタジー
ガッキー → 新垣結衣
■曖昧
嵐 → アイドルグループ or 天気
もちろん、メンバーを複合ワードをいれようものなら、
きちんとメンバー写真が出てきてしまうわけです。
今までもGoogleは理解していたのですが、その判断が毎回手動で実施しなくても
自動的に判別するようになった、ということでしょうか。
15%の未知のクエリを処理
Googleは、1秒間に数100万回のクエリが発生しており、その中でも15%は、
今まで遭遇していない未知のクエリとのこと。そのクエリをすでにRankBrainが
処理しています。
RankBrain対策は?
RankBrainは特に必要ありません。
これまで理解されない可能性があった関連ワードや話題のワードが
正しく記載されていることを理解されているだけです。
これまで通り、コンテンツをきちんとつくり、
リンク導線やディレクトリが整備されていれば問題ありません。
つまり、ユーザーのためのサイトづくりをしていれば何ら問題ないのです。
くれぐれもRankBrain完全対応!なーんていっているSEO業者は信頼しないでくださいねwww
SEO大嫌い派のSEO撲滅もしくはオワタなんて記事もバズっても鼻で笑って
受け流しましょう。