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モバイルファーストインデックスGoogle公式見解まとめ Japanese Webmaster Office Hours(ウェブマスター オフィスアワー 2016 年 12 月 7 日)

Japanese Webmaster Office Hours(ウェブマスター オフィスアワー 2016 年 12 月 7 日)

目次

ウェブマスター オフィスアワーでモバイルインデックスファーストについて、いくつか言及していたので、テキストに起こしました。

MFIについて

A:評価基準は変わりません!
評価対象が変わります
●これまで:無印 Googlebotでクロールした際に配信されるコンテンツが評価対象
●MFI以後:Googlebot Smatphoneでクロールした際に配信されるコンテンツが評価対象になります。

Q:ウェブマスター側で対応すべきこと

A:
●必要:別URLまたは動的配信の場合、設定を再度確認
●必要:別URLの場合、モバイル側をSCに登録
●必要:モバイル側の構造化データを確認
●適宜:モバイルUX、スピードの確認

Q:実施時期は?

A:まだ決まっておりません。

Q:レスポンシブウェブデザインの場合はほぼ影響しないという認識で問題ないですか?

あっている。

Q:sitemapについて現在はPCページのみ登録していましたが、変更する必要はありますか?

A:ありません。これまでどおり、ページ側でaltneteで示してもらえれば大丈夫。

Q:モバイルサイトで、ユーザーにとって見やすいよう、「続きを読む」で全文が
見られるようにしていますが、これはSEO上、不利ですか?

A:”SEO上不利”という定義が明確でないので、なんともいえませんが、
ワーストビューに表示されなくても、きちんとインデックスされるので心配する必要はない。

Q:スマホでページ分割表示しているサイトの注意点

A:きちんとマークアップする。

Q:サイト内リンクの評価もモバイルになりますか?

A:はい、なります。

Q:モバイルサイト用のタイトル、meta description を作成する必要があるという
理解でよろしいですか?

A:・そもそもこれまで、モバイルにつけてなかったっということでしょうか?
・おそらくそうだと思います。
・それであれば、つけてもらうほうがよいかと思います。

Q:PCユーザーが80%を占めるサイトでも対応しないとダメですか? ちなみに競合は
対応しています。

A:もし、モバイル版のサイトがない現在もモバイルユーザーPC向けのページが返ってくると
思うんですけど、その際はこれまでどおり、PC向けのサイトがインデックスされますし、
また、ランキング上もモバイルフレンドリーシグナルの重みづけが変わるわけではありませんので、
現在からそう多くは変わらない、と思います。
対応しないと世界が終わるかというと終わらないとは思います。

ただ、PCユーザーが80%をしめている原因は何なのか、というところで、モバイルに対応していないから
モバイルユーザーが増えない。だから、モバイルに対応しなくていんだと思う。。。ていうふうな負のサイクルに
なってしまっているサイトがあるんじゃないかなという気もしますね。

なので、実はモバイル対応してみたら、モバイルユーザーもすごく増えたというふうになる可能性はあるのかな、と
思いますし。事実として、スマートフォンのユーザーが増えている。モバイルで、ウェブに触れるユーザーが増えていることは事実。
対応してもいんじゃないかなと思います。

Q:モバイルではパンくずリストを用意しておりませんでしたが、用意した方がいいですか?

A:究極的にはユーザーエクスペリエンスとして何が、一番いいのかってということを基準に考えて
いただければよいのではないでしょうか。モバイルにおいて優良なパンくずの作り方というのは、
当然あると思いますので、それを考慮しながら作っていただければいいのではないかと思います。
UXの配慮として、モバイルのパンくずリストを作らないというのは当然ありだと思いますし、だからといって
すごく大きな問題になるとは思いません。

いいかどうか、というのは、大変失礼ですけど、Webマスターの方がユーザーのことを考慮して、
決めていただければいいことで、何か用意しないとGoogleが何かを特別なにかをするとか、
順位を下げることはしない。

ユーザーのことを考慮していただければなと。
ただ、用意しない場合にはパンくずリストが表示されなくなります。

Q:いわゆるハンバーガーメニューは問題ないですか? クリックしないと出てこないような
内部リンクはきちんと評価されますか?

A:基本的には問題ないと思います。
モバイルの場合は、デスクトップと違って、UXへの配慮として最初は隠れているコンテンツやリンクが
あるというのはすでにわかっていることなので、だからといって問題が発生することがないように
こちら側でも進めています。

Q:データハイライターもモバイル側で、設定しないとダメですか?

A:設定しないと表示されなくなりますので、表示させたい場合は設定してください。

Q:リンクされているページがPCサイトしかない場合
PCサイトしかないサイトからリンクを受けている場合、評価が下がりますか?

A:特は下がりません。

Q:モバイルページだけにnoindexが入っている場合、検索結果にでなるくなる
可能性はありますか?

A:あると思います。

Q:SSL化も同時に行うべきですか? SSL非対応端末もまだままだ無視できません。

A:別に同時じゃなくても。行うべきかというと行うべきだと思いますが…
一緒に行えば、URL変更を一度で済むというのは、大きなメリットですよね。
一方で別々に対応することで何か問題が発生したときに
何が原因で問題が発生しているのか、同定がしやすくなりますよね。
どちらを重要視するのか、というところで、決めていただければいいのかと思いますね。

基本的にはユーザーにとってSSL対応はよいことですし、少しですけど、Googleの検索結果でも
ポジティブに評価されるところではあるので、やっぱりできるのであれば対応はしていただきたいな、と
個人的には思っていますが、最終的には自分のサイトにおいてユーザーにとって一番よいのは何か
というところを考えて対応していただければよいのかと。

Q:モバイルフレンドリーテストはどちらのURLで試すべきか

A:これは両方ともやったほうがいい。モバイルでやったら、そもそもモバイルフレンドリー化かどうか
確認できますし、PCのページで試しますときちんとモバイルに対応できているか、ということが
確認できますので、両方とも確認するのがいんじゃないかなと思います。

Q:内部リンクがaタグではなく、ボタン形式の場合 内部リンクと評価されるか。

A:ボタンはリンクではないと思います。ボタンはボタンです。

Q:モバイルで検索した時の評価基準はモバイルサイトをプライマリ、PCサイトをセカンダリであることは
理解できました。PCで検索した時の評価基準もモバイルサイトがプライマリ、PCサイトがセカンダリと
なるのでしょうか。

A:評価基準は変わりません。評価対象は変わります。モバイルサイトの方を評価対象にする。
というのは、PCで検索したときもモバイルで検索したときもそうなります。

Q:PCでは広告を非表示にし、スマホのみ広告を表示しているサイトの注意点

A:そうですね、どのような広告を非表示しているのか状態によって関係があると思いますが……
広告の貼り方というか、ユーザー体験によってですかね。
例えば、いきなり検索結果から飛んできたときに最初に見えるものが広告しかない
みたいなことは避けるようにしていただければと思いますね。

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▼MFI以外の内容について

Q:手動対策について

手動対策を受けたという人がいますが、手動対策を受けた場合、検索順位は下がるのでしょうか?
私もいくつか手動対策を確認しましたが、下がるケースと下がらないケースがあります。
この現象はなぜ起きているのでしょうか?

A:ウェブマスターガイドラインにも書いてありますが、掲載順位に変動があった場合、手動での
対策を適応する文言があると思います。手動対策をされたのであれば、基本的に掲載順位は下がるはずです。
ぜひ、解除するようにしていただければと。

Q:手動対策 の期限はありますか?

A:あります。

誤解が内容にいいますけど、期限をすぎればOKなのか、ということではなくて、ガイドラインの違反状態が
解消されていなければ、手動対策の対象となりますので、解除するようにしてください。

※たしか90日ぐらいだったと。

Q:短縮URLがインデックスされている

SNS投稿・広告などで使用しているbitlyの短縮URLがインデックスされ、正規URLの代わり検索結果に
表示されています。
・なぜ短縮URLがインデックスされ、正規URLに代わりに表示されたのか
・どうすれば元通りになるか
・短縮URLになっていた際の順位変化は本事象となにかしら関係があるか

A:いただいたURL.クエリを検証した結果をみたのですが、短縮URLをインデックスしていたとは特に確認できなかった。
いただいていたURLがそのサイトのドメイン内の短縮URLになっているようで、
こちらでそのURLにアクセスすると、リダイレクトされて、bitlyのほうに飛んで、
飛び先がいろいろなパラメーターがついているURLでした。

ですので、ブラウザでも確認できますので、サイトの中の設定をご確認いただければと
思います。

Q:AMPページのURL指定
同じサイト(ドメイン名)のリソースであれば、プロトコル相対URLの使用が可能
外部サイト(別ドメイン名)のリソースの場合は、プロトコル相対URLはサポートされない

こちらのページの解釈はあっていますでしょうか。

https://ampbyexample.com/introduction/how_to_publish_amps/

A:このページを確認したのですが、同じサイトだからどう、別サイトだからどうとは、
記載されていなかったと思います。相対プロトコル のURLはGoogleAMPではサポートされていません。
ですから基本的には、アセットがHTTPスパンがあるのであればそちらに向けてもらって、
そうでなければHTTP1にリンクしてくださいということだと思います。
同じドメイン上でも別ドメインでも変わらないと思います。

Q:検索結果が正常に表示されません

特定のキーワードの検索結果が正常に表示されません。
以前ブランド系のワードはスパム排除のためのフィルターを導入しているとおっしゃっておりました。
今回、ブランド系のワード以外でも同様のケースが確認できるのですが、何か新しいフィルタを導入したのでしょうか?

・検索クエリ例:カシオ電子辞書
・検索クエリ例:パナソニック洗濯機
・検索クエリ例:東芝冷蔵庫

A:こちら確認してみましたが、正常に表示されないという事象は特に確認できませんでした。
新しいフィルタを導入したこともない。

Q:下降原因について

月間1億5千万規模のQAサイトのインハウスSEOを担当しています。10月29日を境に順位と検索流入
ともに20%現象してしまいました。2日後の10月31日にカテゴリ構造のリニューアルをリリースした以外は、
大きな改修を行っていません。懸念点としては、QAシステムのAPI提供先による重複コンテンツ問題も
考えられますが、下落が急すぎるし、何が原因かわかりかねて困っています。

A:こちらは具体的にURLをいただいたので、見たのですが、何か具体的な原因があって20%減ったというよりは
通常のアルゴリズムの変動の範囲なのかな、と思っております。

もう少し具体的なクエリがあれば、何かわかるかもしれませんが、特に手動対策はありませんし、
基本的な変動の範囲内なのかな。

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